所の神様ありがたがらず?

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小御門神社(千葉県成田市)


名称: 小御門神社こみかどじんじゃ
主祭神: 藤原師賢ふじわらのもろかた
社格等:旧別格官幣社別表神社

 後醍醐天皇の側近であった藤原師賢公を祀る神社。
 師賢公は後醍醐天皇の代わりに比叡山にて討幕の挙兵をし、下総国(現在の千葉県北部と茨城県の一部)に流されて同地で没した。
明治初期に地域住民の求めに応じ、明治天皇によって公の墓所とされる地に創建された。


境内入口の鳥居。金属部分の錆と石に付いた苔が味のある風合いを醸している。


拝殿を囲う玉垣の左側面側に建つ石碑。当社創建の由緒について漢文で書かれたものか。


玉垣の後方には奥宮があり、これが師賢公の墓とされる。
成田空港まで10kmほどの距離にあり、飛行機の轟音が彼の眠りを妨げはしないかと少し心配になる。


摂末社


境内に土俵あり。


由緒書き。


境内周辺は郷土保全地域に指定されている。多くは神社創建時に植えられた木々だが、師賢公の祟りを恐れて里人の手が入ることなく残されているという。


御朱印社務所は16時に締めてしまうようで、既に閉まっていたため書き置き式の物を頂いた。日付は自分で書き込むようになっている。(日付の部分だけ下手なので分かりやすい)






令和6年2月10日 奉拝
別官 1/28
別表 9/353