読みは「ねこがみしゃ」
九州屈指の景勝地、
島津家17代当主・島津義弘が朝鮮出兵の際、航海中に瞳の大きさで時間を計るために連れて行ったという猫を祀る。
そのため時の神としての神格を持つという。
ちなみに、こうした「猫の目時計」の逸話は世界中に古くから存在する。
連れて行った数匹の猫たちの内、2匹が航海と朝鮮の陣中を経て無事薩摩に戻ったというのだから、本当なら驚きである。これに因んでペットの無病息災がご利益との事で、どの絵馬にも参拝者各々のペット名前があるのが印象的だった。
実家にいる猫の無病息災も祈願しておいた。
2024年2月に仙巌園敷地内で遷座したようで、今はまた違う外観になっていると思われる。
実家の猫たち。
可愛らしい限定の御朱印帳も販売している。
御殿の縁側からの眺め。噴煙を上げ続ける桜島の雄大な美しさは現実感が無い程だ。
令和5年12月3日 奉拝