主祭神:
社格等:式内社(小)論社、旧国幣小社、別表神社
熱海、伊豆山に鎮座する神社。
主祭神4柱を伊豆山神と称する。
歴史的には
元来山岳信仰の地であるため、記紀由来の神々を当てた形だと思われる。
鎌倉幕府の創始者、源頼朝ゆかりの神社の一つとして知られ、当社で源氏再興を祈願したと伝わる。
山頂よりの位置にある本宮は江戸時代後期に焼失し、現在は小さな拝殿があるのみ。
公共交通機関で参詣する場合、JR熱海駅からバス「伊豆山循環」で行く事ができる。
境内入り口の鳥居。拝殿までかなりの数の階段を登る。海岸寄りの
頼朝と政子の腰掛石。二人はここで逢瀬を重ねたと伝わる。三嶋大社にもあったな……実際に座る事ができ、ここで10分ほど休憩がてら歴史に思いを馳せるなどした。
元本宮の鳥居。奥には拝殿が見える。本殿からは片道30〜40分ほどの登山になる。道中あまり整備されていない道が多く、結構険しい。(筆者は下山の際、重い荷物を背負っていた事もありバランスを崩して足を挫いた)
本宮の境内は茂みで囲まれており、思ったより見晴らしは良くない。写真はなんとか見えた島で、新島と思われる。
本宮境内パノラマ。
御朱印は書き置き式。コロナ禍の名残りが無くなれば書き込み式も復活するかもしれない。
令和5年12月29日 奉拝
国小 1/37
別表 4/353